Windows 10新規インストールでWin7/8/8.1のプロダクトキーが使用可能に、ただし期限に注意

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Windows 10 Build 10565以降では、Windows 10の新規インストールに必要なプロダクトキーに正規品のWindows 7/8/8.1のプロダクトキーが使えるようになりました。

既に配布されているWindows 10バージョン1511(build 10586、TH2)でも同様ですが、Windows 10への無償アップグレードは2016年7月29日までであることは忘れてはなりません。

Windows 10 Insider Build 10565

今回のBuildもいろいろと地味な改善が成されています。

Skype、Edge、Cortana、タイトルバーなどです。詳細は、ニュース記事をご覧ください。

まだ更新が終わっていないのですが気になる点は、この更新画面にある

「th2_release Professional 10565」

という記述です。もうすぐ出るだろうと言われるTH2の完成版がBuild 10565なのかもしれません。

Windows10_build10565_01

プロダクトキーの扱いの変更

これは、Build 10565以降のWindows 10のインストールにおいて正規版Windows 7/8/8.1のプロダクトキーで認証できるというものです。

ただし、現時点で新規インストールに使えるBuild 10565のインストール媒体(ISO、USB)が配布されていないので確認しようがありません。

Windows Insider ProgramのBlogでは以下のように説明されています。

Device activation improvements: We have received a lot of feedback from Insiders on making it easier to activate Windows 10 on devices that take advantage of the free upgrade offer to genuine Windows by using existing Windows 7, Windows 8 or Windows 8.1 product keys. If you install this build of the Windows 10 Insider Preview on a PC and it doesn’t automatically activate, you can enter the product key from Windows 7, Windows 8 or Windows 8.1 used to activate the prior Windows version on the same device to activate Windows 10 by going to Settings > Update & security > Activation and selecting Change Product Key. If you do a clean install of Windows 10 by booting off the media, you can also enter the product key from prior Windows versions on qualifying devices during setup. Refer to the Insider Hub for more information on these activation improvements including requirements.

Build 10565でインストールしたWindows 10は自動では認証されず、そのPCの前のバージョンのプロダクトキー(Windows 7/8/8.1)を入力することで認証されるとのことです。前のバージョンのプロダクトキーを入力することで新規インストールもできるとのことです。

詳細は「Insider Hub」を参照するようにとのことですが、Windows 10 Insider Previewを使っていなくとも、Windows 10 Insider Programに参加しているMicrosoftアカウントでWindows 10にサインインしているならInsider Hubは使えます。インストール方法は、下記を参照してください。

Insider HubのDevice Activation Improvements on PC Build 10565+(2015/10/12)による説明では、以下のようにあります。

Details:

The product key from the prior version of Windows must correspond to the equivalent edition of Windows 10 you’re trying to activate as determined by the like to like Edition matrix for Windows 10. For example, you cannot activate Windows 10 Pro on a device that ran Windows 7 Home edition by using the Windows 7 Home product key.

If you have an OEM Windows 8 or Windows 8.1 device wherein the product key is provisioned into the device firmware by the OEM during manufacturing, Windows 10 Insider Preview Build 10565+ will automatically use the firmware product key upon rebooting after installation as long as the Windows 10 Edition matches the edition of Windows 8 that your device originally ran.

Please note that with Windows 10, we introduced a new activation technology that uses “digital entitlements” (more information available at Activation in Windows 10) that  doesn’t require product keys, basically you no longer need to remember and enter product keys. Using product keys from prior Windows version to activate Windows 10 will activate your device using a digital entitlement.

Finally, once you activate Windows 10 or Windows 10 Insider Preview (Build 10240 and higher) – you’ll be able to install public releases and Windows 10 Insider Preview builds of the same edition of Windows 10 seamlessly without the need to re-enter product keys.

使えるプロダクトキーはアップグレードパスに従ったキーであること、すなわち、Windows 10 HomeならWindows 7 Home Premiumなど、Windows 10 ProならWindows 8.1 Proなどです。

Windows 8/8.1のOEM製品でプロダクトキーが不明な場合はBIOSにプロダクトキーが記録されているので、自動的にそれを読みだして使用するとのことです。

ただし、ここには記述が無いのでWindows 7のOEM品については認証はできないのではないかとの意見もあります。

これらの一連の動作の要となるのが「デジタル登録情報」という機能です。詳細はMicrosoftのサイトに記されています。

この説明を読めば、下記の記事による自動認証が可能な理由が分かるはずです。

ただし、アップグレードは期間限定

Windows 10バージョン1511(build 10586、TH2)がリリースされ、新しいメディア作成ツールでDVDやUSBメモリーに新しいインストール媒体を作成できるようになりました。

今、Windows 7 ProfessionalやWindows 8.1 Pro、Windows 8 Proを入手しておけば、わざわざ旧Windowsをインストールしてアップグレードしなくとも、作成したインストール媒体と、これらのプロダクトキーを使ってWindows 10の新規インストールが可能になります。

ただし記事では触れられていませんが、Windows 10への無償アップグレードは1年間の期間限定です。

「デジタル登録情報」を有効に機能させるには、アップグレード期間内にWindows 10のインストールを完了させておく必要があります。

一度もWindows 10をインストールしていないPCは、アップグレード期間を過ぎてしまえば、Build 10565以降の媒体とWindows 7/8/8.1のプロダクトキーを用いてもWindows 10は認証できなくなります。

まとめ

Build 10565以降のWindows 10はアップグレード可能なPCならWindows 10のインストールが簡単になります。

ただし、無償アップグレード期間に変更はありませんので、自作PCなどの買い替えを考えている場合は、2016年7月29日までには組み上げてライセンス認証まで完了させる必要があります。

現時点では推測でしかありませんが、一度でもWindows 10へのアップグレードを完了させておけば2016年7月29日以降でも再インストールは可能となるはずです。

Windows 10にアップグレードしたパソコンが壊れて修理したらライセンス認証できなくなったとなれば問題となるからです。

(2016/8/8 追記)

未だにWindows 7/8/8.1のライセンスキーでライセンス認証できるとの噂があります。7/29に間に合わなくて諦めた人も試してみる価値はあるでしょう。また、障碍者向けの特例もありますので、対象の方はこちらのページを参照してください。

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